血圧と塩分の関係
血圧と塩分について・・
血圧と塩分の関係を理解し、日々の食生活を見直すきっかけにしませんか?
今回は、簡単にわかりやすくお伝えしています。
是非!今から取り組みましょう。
きっと、健康維持にも繋がるでしょう。
塩分で血圧が高くなる仕組み
血圧とは、心臓から送り出される血液が血管に与える圧力のことです。
つまり、血管壁を押す力を「血圧」と言います。
一定以上の圧力がかかり高い状態が「高血圧」です。
この仕組みをわかりやすくすると、日常に使っているホースを
イメージすると良いでしょう。
勢い良く水を出すためには、
[ホースの先端をつまみ細くする]
[蛇口をひねって水量を増やす]
の どちらかであることは、皆さんの経験でお解りでしょう。
つまんで細くなったところを水が通過する際に圧力がかかるため水は、
勢いよく出ますね。
また、蛇口をひねり水の量を増やすことでホースから勢いよく水がでますね。
この状態を体の中の血管に置き換えると、[ホースの先端をつまみ細くする]ことは、
動脈硬化において、血管径が細くなり、高血圧が起こる状態と似ています。
また、[蛇口をひねって水量を増やす]ことは、
塩分を摂りすぎ、血管内の浸透圧を調整するために水分が血管内に吸収され、
その結果、血液量が増える状態と似ています。
高血圧を予防・改善するための3つのポイント
大きく分けて3つのポイントをご紹介します。
1.肥満予防
2.毎日30分以上のウォーキングを継続
3.バランスの良い食事
特に今回は、食事についてお話ししたいと思います。
高血圧予防の食事とは?
高血圧の人は、血圧を効率的にさげる必要があるのですが、
そのためには、日々の食事内容を工夫することが必要となります。
では、どのように工夫をすればよいのでしょう?
難しい内容だと感じていませんか?
日々の食品の選び方でも変わりますので、是非!!参考にしてください。
1.塩分を控える。塩分量は、1日6.0g未満にしましょう。
2.良質な油にしましょう。(多価不飽和脂肪酸)
3.野菜類は、1日350g以上食べましょう。
4.玄米や全粒粉で、食べすぎ予防
5.乳製品類は、カルシウムが豊富で、特に低脂肪乳がおススメです。
6.糖質類は、合併症の予防のためにも食べすぎに注意しましょう。
まとめ
塩分の摂りすぎにより、血圧が高くなるだけではなく、生活習慣病を引き起こす恐れもあります。日々のお食事の内容を見直すためにお役に立てれば、うれしく思います。